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「医師偏在是正に向けた広域マッチング事業」受託に伴う女性医師バンク等の機能拡充について (4 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/012368.html
出典情報 日本医師会 定例記者会見(9/10)《日本医師会》
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「医師偏在の是正に向けた総合的な対策パッケージ」 の具体的な取り組み

地域偏在対策における経済的インセンティブ等

① 全国的なマッチング機能の支援
○ 中堅・シニア世代等の医師を対象として、医師不足地域での医療に関心・希望を有する医師の掘り起こ
しを行い、必要に応じてリカレント教育や現場体験につなぎ、医師不足地域の医療機関とのマッチング、その
後の定着支援等を行うため、全国的なマッチング機能の支援を行う。
② リカレント教育の支援
○ 若い世代を中心とした専門医制度における総合診療専門医の養成に加えて、中堅以降の医師を主な対
象として、地域で働く上で必要とされる総合的な診療能力について学び直すためのリカレント教育に係る取組
を推進する。具体的には、学会や病院団体等が協力して、総合診療の魅力発信、医療と介護の連携を含
めた地域における実践的な診療の場の提供、知識・スキルの研修を全国推進事業として一体的に実施する
ようなリカレント教育事業を支援するとともに、継続的に事業の評価を実施する。
③ 都道府県と大学病院等との連携パートナーシップ協定
○ 都道府県における地域医療対策協議会等による医師派遣調整機能等を強化するため、都道府県と大
学病院等の間で、医師派遣・配置、医学部地域枠、寄附講座等に関する連携パートナーシップ協定の締
結を推進する。あわせて、大学病院からの派遣体制を強化するため、医師確保対策における大学病院の位
置づけを明確化する。