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総-7-2レクビオの費用対効果評価結果に基づく価格調整について[67KB] (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60772.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第614回 8/6)《厚生労働省》
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中医協

総-7-2











レクビオの費用対効果評価結果に基づく価格調整について


費用対効果評価結果に基づく価格調整について。
レクビオについて、令和7年5月 14 日中央社会保険医療協議会において承認された費用対効果評価結果に基づき、以下のとおり価格調整
を行う。

<費用対効果評価結果に基づく価格調整係数>
対象集団

[非家族性高コレステロール血症]

[家族性高コレステロール血症]

有用性加算等の価格調
整係数(β)※1

比較対照技術

(a) 動脈硬化性疾患の既往がある者のうち、
(自己)注射による継続的な治療実施が困難で
ある者※2
(b) 動脈硬化性疾患の既往がある者のうち、
(a)に該当しない者
(c) 動脈硬化性疾患の既往がある者
(d) 動脈硬化性疾患の既往がない者

標準治療(SoC※3)

患者割合(%)

0.7

9.5

0.1

74.9

0.1
0.1

6.8
8.8

※3

エボロクマブ+標準治療(SoC )

※1

本品は薬価収載時に類似薬効比較方式(Ⅰ)で算定され、有用性系加算が適用されていることから、以下の算式を用いて分析対象ごとの価格を算出し、それらを当該分析対象集団の
患者割合等で加重平均したものを価格調整後の薬価とする。
価格調整後の薬価 = 価格調整前の薬価 - 有用性加算部分×(1-β)

※2
※3

継続的なエボロクマブの(自己)注射による治療が、一定の合理的かつ不可避な理由(例:身体的理由により頻回の通院が困難など)により実施困難であるものに限定する。
最大耐用量の HMG-CoA 還元酵素阻害剤(スタチン)に加えて、臨床的に必要と判断された場合は小腸コレステロールトランスポーター阻 害剤(エゼチミブ)を併用するもの。

<価格調整後の薬価>
No

銘柄名



レクビオ皮下注 300mg シリ
ンジ

※2

成分名
インクリシ
ランナトリ
ウム

会社名
ノバルティス
フ ァ ー マ
(株)

規格単位

現行薬価

改定薬価

300mg1.5mL1 筒

443,548 円

394,758 円

注 218

医療機関における在庫への影響等を踏まえ、価格調整後の薬価の適用には一定の猶予期間を設けることとする。

1

薬効分類

費用対効果評価区分

適用日※2

高脂血症用剤

H1(市場規模が 100 億
円以上)

令和7年 11 月1日