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【資料4】救急隊と医療機関の情報連携の強化について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59414.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第25回 7/24)《厚生労働省》
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救急時における医療情報閲覧の現状と課題
⚫ 救急現場におけるマイナ保険証の活用については、救急隊で利用される「マイナ救急」と病院で利用される「救急時医療情報閲覧」のそれ
ぞれの仕組みが構築されてきたところである。「マイナ救急」と「救急時医療情報閲覧」はともにオンライン資格確認等システムを利用し
た仕組みである一方で、現状ではシステム上の情報連携の仕組みはなく、それぞれが独立して運用されている状態となっている。
⚫ このため、現在の仕組みでは、①救急隊が閲覧した医療情報等を搬送先医療機関が搬送前に閲覧することができず、②救急車と病院それぞ
れでマイナ保険証を取り出して合計2回カードリーダーで読み取る必要がある。
マイナ救急

救急時医療情報閲覧

救急隊がマイナ保険証を活用して、オンライン資格確認等
システムから搬送患者の医療情報等を正確かつ早期に把握
することにより、救急活動の円滑化を図る仕組み

患者の生命、身体の保護に必要な場合、患者の同意取得が
困難な場合でも、マイナ保険証により、オンライン資格確
認等システムから医療情報等を閲覧する仕組み

利用機関

救急隊

病院(令和7年6月時点で749病院が導入済)

運用状況

令和7年度に全国720の消防本部で実証事業

令和6年12月より全国で運用開始

概要

救急隊

マイナ保険証で閲覧要求

オンライン資格確認等システム

病院

マイナ保険証で閲覧要求

性別


有効

氏名

資格情報

住所

123
4567

89AB

4

CDEF

有効

住所

花子

0123

まで
▽号
31日
地▽
3月
○番
5年
202
丁目
花子

町◇
31日
△△
3月
市長
□市
元年 □□
県□
平成
○○

番号

性別

まで
▽号
31日
地▽
3月
○番
5年
202
丁目

町◇
31日
△△
3月
市長
□市
元年 □□
県□
平成
○○

番号
氏名

医療情報

健診情報 ・・・

123

医療情報等取得・閲覧

医療情報等を閲覧

0123

4567

89AB

4

CDEF

現在はシステム上の情報連携なし

今後の進め方

• 医療機関と救急隊の情報連携を円滑に行うため、救急隊と医療機関がオンライン資格確認等システム経由で情
報連携できる環境を新たに構築し、搬送先医療機関が、傷病者が到着する前に医療情報等を閲覧できるように
することとしてはどうか。
• 詳細については、今後、消防庁と連携して検討を進める。
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