３．百貨店・スーパー販売額の動向
(1) 百貨店・スーパーの動向
２０２５年５月の百貨店・スーパー販売額は1兆8498億円、前年同月比でみると、1.8％
の増加となった。百貨店は4776億円、同▲7.3％の減少、スーパーは1兆3722億円、同5.4％
の増加となった。
商品別にみると、衣料品は同▲12.5％の減少、飲食料品は同5.9％の増加、その他は同
0.9％の増加となった。
なお、百貨店・スーパーの季節調整済前月比は、▲1.2％の低下となった。百貨店は同
0.3％の上昇、スーパーは同▲1.9％の低下となった。
百貨店・スーパーの前年同月比増減率
合

計
衣

合

（単位：％）

料

品

飲 食 料 品

そ の

他

計

1.8 (

0.6 )

▲12.5 (

▲12.0 )

5.9 (

4.0 )

0.9 (

0.5 )

百 貨 店

▲7.3 (

▲7.0 )

▲13.1 (

▲12.9 )

0.5 (

1.0 )

▲3.8 (

▲3.5 )

スーパー

5.4 (

3.6 )

▲10.3 (

▲8.5 )

6.4 (

4.3 )

4.9 (

4.0 )

注：(

)は、既存店

① 百貨店の動向
百貨店の主力商品である衣料品は、身の回り品が前年同月比▲21.2％の減少、婦
人・子供服・洋品が同▲7.9％の減少、紳士服・洋品が同▲7.0％の減少、その他の衣
料品が同0.7％の増加となったため、衣料品全体では同▲13.1％の減少となった。
飲食料品は同0.5％の増加となった。
その他は、その他の商品が同▲4.1％の減少、家庭用品が同▲3.3％の減少、食堂・
喫茶が同▲2.3％の減少、家具が同▲2.2％の減少、家庭用電気機械器具が同▲0.3％
の減少となったため、その他全体では同▲3.8％の減少となった。
② スーパーの動向
衣料品は、紳士服・洋品が前年同月比▲12.8％の減少、婦人・子供服・洋品が同
▲11.6％の減少、その他の衣料品が同▲6.1％の減少、身の回り品が同▲5.9％の減少
となったため、衣料品全体では同▲10.3％の減少となった。
スーパーの主力商品である飲食料品は、同6.4％の増加となった。
その他は、その他の商品が同6.1％の増加、家庭用電気機械器具が同4.4％の増加、
食堂・喫茶が同3.3％の増加、家具が同▲4.9％の減少、家庭用品が同▲1.6％の減少
となったため、その他全体では同4.9％の増加となった。
(2) 百貨店・スーパー(既存店)の動向
２０２５年５月の百貨店・スーパーを、前年同月比（既存店）でみると、0.6％の増加
となった。百貨店は同▲7.0％の減少、スーパーは同3.6％の増加となった。

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