事
務
連
絡
令和７年５月 22 日
一般社団法人日本医療法人協会

御中
厚生労働省大臣官房情報化担当参事官室
厚生労働省保険局医療介護連携政策課

医療費助成の受給者証及び診察券のマイナンバーカードへの一体化に関する
補助金の令和７年度の申請受付の開始について
厚生労働行政につきまして、平素より格別の御高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、自治体等で発行する医療費助成（公費負担医療又は地方単独医療費助成をいう。
以下同じ。）の受給者証や医療機関等で発行する診察券のマイナンバーカードへの一体化
は、マイナ保険証１枚で、スムーズな受付が可能となり、医療保険とともに、医療費助成
のオンライン資格確認を実施できたり、診察券が無くても受付した患者の情報を管理でき
たりするようになるための取組です。この取組により、医療保険の資格情報及び受給者証
情報や診察券情報の手動入力の負荷をセットで削減できるようになるとともに、正確な医
療費助成の資格情報に基づき請求を行えるようになることで、資格過誤請求が減少するな
ど、医療機関の事務効率化が推進されることとなります。
政府においては、「医療 DX の推進に関する工程表」（令和５年６月２日医療 DX 推進本部
決定）等に基づき、医療費助成のオンライン資格確認の導入を推進しており、本年５月現
在、183 自治体（22 都府県、161 市町村。詳細は別添３のとおり。）において医療費助成の
オンライン資格確認の運用が開始され、約 2.5 万の医療機関・薬局においてシステム改修
が完了しています。
メリットを全国規模で広げていくため、令和７年度においても、参加する自治体や医療
機関・薬局の拡大を推進していくこととしており、医療費助成のオンライン資格確認を導
入するためのレセプトコンピュータの改修に対する補助金を用意し、本年６月上旬より申
請受付を開始する予定です。本補助金の具体的な内容については、病院におかれては別添
１を、診療所におかれては別添２をご参照ください。
なお、別添１及び別添２のとおり、医療費助成の受給者証と診察券の両方の機能をマイ
ナンバーカードに一体化するためのレセプトコンピュータの改修についても、本補助金を
活用することが可能です。
貴会におかれては、これらの内容について御了知いただき、貴会会員に対し周知いただ
きますよう、よろしくお願いいたします。あわせて、特に貴会会員の医療機関が所在する
自治体が医療費助成のオンライン資格確認を導入している又は導入予定である場合には、
本補助金の活用を積極的に検討いただきますよう、特段のご配慮をお願い申し上げます。
【照会先】
○医療費助成のオンライン資格確認関係
厚生労働省大臣官房情報化担当参事官室 jousan@mhlw.go.jp
○診察券とマイナンバーカードの一体化関係
厚生労働省保険局医療介護連携政策課
suisin@mhlw.go.jp
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