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(別紙2) [2.3MB]先進医療Aに係る新規技術の科学的評価等について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00104.html
出典情報 先進医療会議(第142回 4/10)《厚生労働省》
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不育症に対する抗β2GPIネオセルフ抗体検査 (概要図)
【概要】


検査比較

β2GPI抗体

カルジオリピン抗体

β2GPIネオセルフ抗体

抗リン脂質抗体症候群 (APS) の診断の補助となる検査技術。
-- APSの対応抗原であるβ2GPIを生体内を模して細胞膜上に発現。

(Revorf社HPより一部改変)

(Tanimura K et al. 2015)

HLA-DR
HLA-DR
HLA-DR
リン脂質
リン脂質
リン脂質

-- 不育症患者に対して、現行のAPS検査より高い検出感度を示す。
(Tanimura K et al. 2020 & Tanimura K et al. 2023)

①検査キット の申し込み

抗原 :

β2GPI

抗原提示法 :

固相化

検出感度 :

+

リン脂質

β2GPI/リン脂質

β2GPI/HLA-DR

固相化

細胞膜発現

医療機関向け資料
++

+++

β2GPIネオセルフ抗体検査の流れ
血清 (抗体) の採取

血清 - 検査細胞反応

結合抗体量の測定
レーザー


β2GPI/HLA-DR
発現細胞

検査結果 (抗体価) の報告
検出器

フローサイトメーター

検査キットは「ゆうパック」または
「レターパック」にてお送りします。

vorf Revorf Revor f Revor f Revor f

検査受託システムにログイン後、TOP画面の「検査キット申込」
より検査用キットをお申し込みください。
検査結果をもとに
治療方針を検討*

* 陽性の不育症患者は、APSに準じた抗凝固療法により生児獲得率が上昇する傾向が認められている。(Tanimura K et al. 2024)

*申込単位数としては「20セット」以上でお願い致します。

【期待される効能】

β2GPIネオセルフ抗体検査の資材には以下の種類があります。



原因が不明で治療法のない不育症患者に対して、精神的な負担を軽減できる可能性がある。



当該検査結果と病態に即した対応によって、出産率の向上につながる可能性がある。
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