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総-5保険医が投与することができる注射薬(処方箋を交付することができる注射薬)及び在宅自己注射指導管理料の対象薬剤の追加について(案) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56712.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第606回 4/9)《厚生労働省》
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中 医 協

総 - 5

保険医が投与することができる注射薬 7 . 4 .
(処方箋を交付することができる注射薬)
及び
在宅自己注射指導管理料の対象薬剤の追加について(案)


在宅自己注射指導管理料等の対象薬剤に係る運用基準(令和5年8月23日中医協総会
において承認)及び学会からの要望書等を踏まえ、以下の薬剤について、保険医が投与
することができる注射薬及び在宅自己注射指導管理料の対象薬剤に追加してはどうか。
1.レブリキズマブ(遺伝子組換え)
【販売名】
イブグリース皮下注250mgオートインジェクター及び同皮下注250mgシリンジ
【効能・効果】
既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎
【用法・用量】
通常、成人及び12歳以上かつ体重40kg以上の小児には、レブリキズマブ(遺伝
子組換え)として初回及び2週後に1回500mg、4週以降、1回250mgを2週間隔
で皮下投与する。なお、患者の状態に応じて、4週以降、1回250mgを4週間隔で
皮下投与することができる。
【薬理作用】
レブリキズマブはインターロイキン(IL)-13に結合するIgG4モノク
ローナル抗体である(KD値:31pM)。レブリキズマブはIL-13に結合するこ
とにより、IL-13受容体複合体(IL-4Rα/IL-13Rα1)を介したIL
-13シグナル伝達を特異的に阻害する。レブリキズマブは、IL-13の内在化に
関与するIL-13受容体α2サブユニット(IL-13Rα2:デコイ受容体)に対
するIL-13の結合は阻害しない。
【主な副作用】
アレルギー性結膜炎、結膜炎、注射部位反応(紅斑、疼痛、そう痒感、腫脹
等)、好酸球増加症、角膜炎、春季カタル、帯状疱疹 等
【必要な在宅療養指導管理材料加算】
なし。
【承認状況】
令和6年1月

薬事承認

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