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資料2_医学系研究力の強化について (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/124/mext_00015.html |
出典情報 | 今後の医学教育の在り方に関する検討会(第12回 3/21)《文部科学省》 |
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医学系研究支援プログラムの事業運営の方針【概要】
令和7年3月5日 医学系研究支援プログラムの運営に関する検討会議
1.(1)趣旨・目的
〇 創薬シーズ等創出の源泉であり、我が国の産業競争力にも直結する重要な研究領域である医学系研究の相対的な国際競争力の低下が危惧。
〇 本事業は、医学系研究全般の研究力を躍進させるという意思を明らかにするもの。「国家戦略上重要な研究課題」に関する研究活動の加速とあわせ
て、研究環境の改善に係る大学病院・医学部の取組を推進することを通じ、医学系研究の研究力を抜本的に強化。
◆ 基礎生命科学や他分野を含めた多様な人材の参画、国研や産業界・海外等との頭脳循環、研究者が研究に専念できる環境の整備が不可欠。
◆ 若手研究者に積極的に機会を与えるとともに、優れた識見を有する経験豊富な研究者が若手を伴走支援。
◆ 地域の大学からも多くの参画を得て、裾野広く支援が実施されていくことが望ましい。
◆ 大学等の研究現場に研究志向のマインドセットを浸透させ、あわせて臨床現場で得られた洞察が医学系研究を活性化する呼び水となることを期待。
1.(2)スキーム
〇 大学が研究力向上計画を作成し、AMEDが審査・採択。
〇 研究力向上計画には、 「国家戦略上重要な研究課題」を踏まえ、各機関の強みを活かした研究推進構想を明記。
〇 実施機関は、研究推進構想を実現するために最適な研究推進体制及び研究マネジメント体制を構築し、研究環境改善に係る取組を実施。
◆ 本事業における2類型
①総合型…基礎と臨床の協働等を通じた総合的な研究力の向上により、我が国の医学系研究を先導する役割を目指す。 【単独機関による申請を想定】
②特色型…臨床研究等において多くのデータ等の共有を通じた成果創出等、特定の領域において相乗効果を発揮する共同研究拠点を目指す。
【複数機関による申請を想定】
2.国家戦略上重要な研究課題
生命科学とAI/データ
駆動型研究の融合
基礎医学と臨床医学の連携・協働
によるヒトに係る生命現象の解明
3.実施機関に期待される取組内容
健康・医療戦略等の国家的・
社会的課題への貢献
少子・超高齢社会を迎える日本社会の
持続性・継続性向上への貢献
※過度に限定的なものと解釈することなく、各機関の創意工夫を活かした提案が望ましい。
(1)研究環境改善に係る取組
〇 M.D.に限られない幅広い研究者が対等な関係で協働する環境を構築。
〇 国研・産業界との研究交流や海外派遣等を通じた研究者の流動性向上。
〇 研究日・時間等の設定、研究支援人材の確保、業務の代行に係る経費の支出、研究DX等
による研究に専念できる環境の整備。
〇 他の大学病院やナショセン等との診療データの標準化・共有。
〇 医学研究に携わる人材育成を推進するとともに、処遇改善等を通じた研究の魅力向上 等
(2)研究マネジメント体制・研究推進体制
〇 研究マネージャーや研究支援センターの設置等
を通じた組織的な研究マネジメント体制の構築。
〇 多様な研究者からなる研究推進体制の構築。
業績を過度に重視せず、萌芽的な研究を支援。
〇 他機関と連携した研究体制(診療データ共有
等)の整備。
等
4.期待される成果と事業評価
〇 基礎的なライフサイエンス研究は息の長い研究であり、中長期的な成果の創出を見据えて、事業運営や成果の評価を実施していくことが重要。
〇 研究政策上重要な事業であり、我が国全体の研究力向上への貢献も期待されることから、予算期間の終了に先立ち令和9年度中に中間評価。
〇 論文等の創出は短期的には困難であることに留意しつつ、多面的な指標により総合的に評価。
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令和7年3月5日 医学系研究支援プログラムの運営に関する検討会議
1.(1)趣旨・目的
〇 創薬シーズ等創出の源泉であり、我が国の産業競争力にも直結する重要な研究領域である医学系研究の相対的な国際競争力の低下が危惧。
〇 本事業は、医学系研究全般の研究力を躍進させるという意思を明らかにするもの。「国家戦略上重要な研究課題」に関する研究活動の加速とあわせ
て、研究環境の改善に係る大学病院・医学部の取組を推進することを通じ、医学系研究の研究力を抜本的に強化。
◆ 基礎生命科学や他分野を含めた多様な人材の参画、国研や産業界・海外等との頭脳循環、研究者が研究に専念できる環境の整備が不可欠。
◆ 若手研究者に積極的に機会を与えるとともに、優れた識見を有する経験豊富な研究者が若手を伴走支援。
◆ 地域の大学からも多くの参画を得て、裾野広く支援が実施されていくことが望ましい。
◆ 大学等の研究現場に研究志向のマインドセットを浸透させ、あわせて臨床現場で得られた洞察が医学系研究を活性化する呼び水となることを期待。
1.(2)スキーム
〇 大学が研究力向上計画を作成し、AMEDが審査・採択。
〇 研究力向上計画には、 「国家戦略上重要な研究課題」を踏まえ、各機関の強みを活かした研究推進構想を明記。
〇 実施機関は、研究推進構想を実現するために最適な研究推進体制及び研究マネジメント体制を構築し、研究環境改善に係る取組を実施。
◆ 本事業における2類型
①総合型…基礎と臨床の協働等を通じた総合的な研究力の向上により、我が国の医学系研究を先導する役割を目指す。 【単独機関による申請を想定】
②特色型…臨床研究等において多くのデータ等の共有を通じた成果創出等、特定の領域において相乗効果を発揮する共同研究拠点を目指す。
【複数機関による申請を想定】
2.国家戦略上重要な研究課題
生命科学とAI/データ
駆動型研究の融合
基礎医学と臨床医学の連携・協働
によるヒトに係る生命現象の解明
3.実施機関に期待される取組内容
健康・医療戦略等の国家的・
社会的課題への貢献
少子・超高齢社会を迎える日本社会の
持続性・継続性向上への貢献
※過度に限定的なものと解釈することなく、各機関の創意工夫を活かした提案が望ましい。
(1)研究環境改善に係る取組
〇 M.D.に限られない幅広い研究者が対等な関係で協働する環境を構築。
〇 国研・産業界との研究交流や海外派遣等を通じた研究者の流動性向上。
〇 研究日・時間等の設定、研究支援人材の確保、業務の代行に係る経費の支出、研究DX等
による研究に専念できる環境の整備。
〇 他の大学病院やナショセン等との診療データの標準化・共有。
〇 医学研究に携わる人材育成を推進するとともに、処遇改善等を通じた研究の魅力向上 等
(2)研究マネジメント体制・研究推進体制
〇 研究マネージャーや研究支援センターの設置等
を通じた組織的な研究マネジメント体制の構築。
〇 多様な研究者からなる研究推進体制の構築。
業績を過度に重視せず、萌芽的な研究を支援。
〇 他機関と連携した研究体制(診療データ共有
等)の整備。
等
4.期待される成果と事業評価
〇 基礎的なライフサイエンス研究は息の長い研究であり、中長期的な成果の創出を見据えて、事業運営や成果の評価を実施していくことが重要。
〇 研究政策上重要な事業であり、我が国全体の研究力向上への貢献も期待されることから、予算期間の終了に先立ち令和9年度中に中間評価。
〇 論文等の創出は短期的には困難であることに留意しつつ、多面的な指標により総合的に評価。
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