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参考資料1 第1回WGの主なご意見 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25128.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 効率的・効果的な実施方法等に関するワーキング・グループ(第2回 4/12)《厚生労働省》
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第1回WGの主なご意見


特定保健指導の対象者の身体状態の改善等(アウトカム(結果))について

 アウトカム評価の導入について


アウトカム評価の導入については、やはり180ポイントを目指すよりも明確な目標がある2cm・2kgというものが効果があると
出ているので、2cm・2kgがいいかどうかはまた別途議論しても構わないが、アウトカムの評価を導入してもらいたい。



市町村国保では、生活習慣病予防から重症化予防、さらには一体的実施ということで、後期高齢者になっても、ずっとその
住民の方とお付き合いしていく。そうした中で皆さんが自分の体を大事にするという気づきを持っていただくことを、まずやってい
るので、アウトカムの評価の導入は、非常に繊細な部分と感じている。



アウトカムというのは2cm・2kgもそうだと思うが、そこは通過点に過ぎず、保険者には、その後の、翌年の特定健診での階層
化がどれだけ改善しているのかをしっかりと把握する必要があるのではないか。



禁煙は健康のアウトカムとしては良いことだが、喫煙者が禁煙して体重が増えたら2cm・2kgを達成できなくなるので、そのよ
うなケースについての留意が必要。



どのようにして生活改善がなされたか、それをどう定着させるか、ということについて着眼したアウトカム指標が必要。



受診勧奨をどう評価していくかというのも、考えていかないといけない。保健指導期間の間に生活習慣を改善しながらも、医
療につなげるということも保健指導の重要なポイントであり、そこをアウトカムにも検討してもらいたい。



アウトカム(2cm・2kg)とポイント制(180p)を併走して評価できる今のモデル実施の方法は良い。ただ、ポイント制に
おける介入量(180p)の妥当性についても検討して欲しい。

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