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【資料1-3】部会におけるこれまでの議論 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25122.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・体外診断薬部会(令和4年度第1回 4/11)《厚生労働省》
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令和4年4月11日
医療機器・体外診断薬部会
資料1―3

医療機器・体外診断薬部会におけるこれまでの議論

【一般検査薬について議論を行った部会】


令和2年度第6回医療機器・体外診断薬部会(令和3年2月 12 日開催)



令和3年度第3回医療機器・体外診断薬部会(令和3年8月4日開催)

1.一般検査薬の必要性に関するご意見


差し迫ったニーズ、需要や諸外国の状況について足るべき情報がないというのが現
状ではないか。



実際にそれほどの環境の変化をはじめ、差し迫ったことがあるのか非常に疑問。



血液検体を用いる検査薬はOTC化には適さないという一つの結論を得ている中
で、何が問題なのかということをしっかりと定義していかなければいけない。



国民が自分たちの健康を守るという意識をもって取組をしたいというニーズがあ
るのであれば応える義務はあると思うが、その辺りがよく見えない。



生活者が自分の体を知りたいという要望の中で、実際に検査する機会を増やすこと
によって健康管理という形につながり、数値に異常があることを確認できたところで
薬剤師への相談や医師の診察を受けるなどの機会を増やすことが目的。

2.一般用検査薬の意義・取扱い・影響等に関するご意見


一般用検査薬は元々診断をするものではないという考え方をしなければいけない。



検査値のことを医療者であれば知っているということを前提に考えていかなけれ
ばいけない。そのため、受診につなげることが重要であることは当たり前。



セルフケアであって、セルフメディケーションまでつなげるという考え方(言葉遣
い)は医療者としてはおかしな話になる。



一般が使うものとして超えるべきハードルがあるのは明らかだが、選択肢の一つと
して、薬局を活用すれば一般の方々が抱えるようなリスクはある程度は回避されるの
ではないか。



薬局では診断はできないので、検査データを見ながらある程度のお話をすることは
あるが、患者ごとの背景もあるので受診や健診を勧めている。



一般の方々は本当に千差万別で、医療機関に飛んで行ってくださればいいが、行か
ないで心配だけが膨張しているという方もおられ、健診を勧める方向にある中で、こ
の課題は日本の医療全体に影響してくる部分があるため、少なくとも意見を出し、あ
るいは議論をするべきと認識している。

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