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新型コロナウイルス感染症に係るメンタルヘルスに関する調査結果概要 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24925.html
出典情報 「新型コロナウイルス感染症に係るメンタルヘルスとその影響に関する調査」の結果等について(3/31)《厚生労働省》
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新型コロナウイルス感染症に係るメンタルヘルスに関する調査

概要・結果①

調査概要
新型コロナウイルス感染症の拡大及びこれに伴う行動制限等の対策により、感染に対する不安や行動変容に伴うストレスなど、国民の
心理面に影響が生じていることから、こうした心理面への影響を把握することを目的に実施したもの。
得られた結果は、精神保健福祉センター等における相談対応等の実務や今後の施策に活かしていく。
◆調査期間 : 令和3年11月19日(金)~11月29日(月)
◆調査方法 : インターネットによる調査
◆調査対象 : 一般の方々(15歳以上)(前回調査(令和2年度)と同じ人が対象) ◆回収サンプル : 8,322件

主な調査結果 ①
1.令和3年4~9月までは、半数程度の人が何らかの
不安等を感じていたが、感染者数が減少した10月~
11月においては3割未満に減少した。

(%)
80
70

4月~6月

7月~9月

10月~11月

72.7

※複数回答可

60

2.不安の対象としては、いずれの時期も「自分や家族の感染への不安」
が最も多かった。

(%)
80

4月~6月

7月~9月

10月~11月

60
40

50
20

40
30
20

9.7

10

0

12.4

自分や家族の 家族、友人、 自分や家族の 生活用品など 自分や家族の 自粛等による
感染
職場など
仕事や収入
の不足
勉強や進学
生活の変化
人間関係の
変化

8.8

0
神経過敏に
感じた

そわそわ、
落ち着かなく感じた

気分が落ち込んで、
何が起こっても気が
晴れないように感じた

どれもなかった

差別や
偏見

その他

【不安の対象(上位3つ)】
時期

1位

2位

3位

4月~6月

自分や家族の感染

自粛等による生活の変化

自分や家族の仕事や収入

7月~9月

自分や家族の感染

自粛等による生活の変化

自分や家族の仕事や収入

10月~11月

自分や家族の感染

自分や家族の仕事や収入

自粛等による生活の変化

【何らかの不安等を感じた人の割合(時期別)】
令和3年

令和3年
(参考)
前回調査
{令和2年}

4月~6月

7月~9月

10月~11月

46.6%

45.9%

27.3%

2月~3月

4月~5月

6月~7月

8月~9月

55.1%

63.9%

55.9%

45.0%

【性別年代別の特徴】
15歳~59歳の女性は、特に令和3年4月~6月及び7月~9月
に、「そわそわ、落ち着かなく感じた」人の割合が比較的高かった。

※前回の調査においても、「自分や家族の感染」が全ての時期で1位という結果であった。

【性・年代別の特徴】
30歳~49歳の男性や20歳~59歳女性では、「自分や家族の仕事や収入に関す
る不安」の割合が高かった。
【産業別の特徴】
「宿泊業、飲食サービス業」「生活関連サービス業、娯楽業」の人は、すべての
時期で「自分や家族の仕事や収入に関する不安」の割合が高かった。