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最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度11月 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2023/11/dl/202311.pdf
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度11月(3/29)《厚生労働省》
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調



M E D I A S

(Medical Information Analysis System)

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和5年度 11 月号
○ 概要
(1) 令和5年度 11 月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 6,753 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)+3.5%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,189
円(伸び率▲1.8%)であった。(→P.1,2)
調剤医療費の内訳は、技術料が 1,866 億円(伸び率+4.9%)、薬剤料が 4,874 億円
(伸び率+2.9%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 961 億円(伸び率+3.0%)であった。
(→P.4,5)

薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,190 円(伸び率▲3.8%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料
の3要素に分解すると、各々2.81 種類(伸び率+0.4%)、26.5 日(伸び率▲3.0%)、
70 円(伸び率▲1.2%)であった。(→P.8,9)

(2)

内服薬の薬剤料 3,814 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)+51 億円)を
薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 726 億
円(伸び幅+44 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の
+44 億円(総額 726 億円)であった。(→P.13~19)

(3)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

3,814 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

11 中枢神経系用薬

(+51 億円)

医薬品(726 億円)

(551 億円)

(536 億円)

0 歳以上

21.4 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(+0.6 億円)

(6.5 億円)

(3.8 億円)

(3.0 億円)

5 歳以上

108.5 億円

44 アレルギー用薬

11 中枢神経系用薬

62 化学療法剤

15 歳未満

(+24.3 億円)

(32.6 億円)

(27.1 億円)

(13.8 億円)

15 歳以上

1,427 億円

39 その他の代謝性

11 中枢神経系用薬

42 腫瘍用薬

65 歳未満

(+57 億円)

医薬品(274 億円)

(271 億円)

(168 億円)

65 歳以上

810 億円

39 その他の代謝性

42 腫瘍用薬

21 循環器官用薬

75 歳未満

(▲49 億円)

医薬品(186 億円)

(143 億円)

(134 億円)

1,447 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

(+17 億円)

医薬品(257 億円)

(248 億円)

(195 億円)

全年齢

75 歳以上

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 9,189 円(伸び率▲
1.8%)で、最も高かったのは高知県(10,948 円(伸び率▲3.0%))、最も低かったの
は佐賀県(7,872 円(伸び率+0.1%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは島根県(伸び率+0.7%)、最も低かったのは北海
道(伸び率▲3.4%)であった。(→P.31~32)

(4)