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総-1-1○高額医薬品(感染症治療薬)に対する対応について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00250.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第586回 3/22)《厚生労働省》
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別紙

ゾコーバ薬価算定 概要
<通常承認に係る審査結果を踏まえた検討結果>
○ 通常承認に係る審査の結果等
・本剤の有効性・安全性について確認が行われた。臨床的位置づけに変わりはなく、承認事
項(効能・効果、用法・用量)も緊急承認時と通常承認時で同じである。
・また、新型コロナ治療に係る最新の手引き等においても本剤の臨床上の位置づけに変化は
ない。
○ 最類似薬:緊急承認時と同様
・ラゲブリオカプセル 200mg(モルヌピラビル)
・ゾフルーザ錠 20mg(バロキサビル マルボキシル)
○ 算定方式:緊急承認時と同様
・緊急承認時は、二剤の比較薬について、本剤との類似性の程度を同等であるとみなし、二
剤の一治療薬価の平均値を本剤の薬価とした。
・現時点において、比較薬で用いた2剤の臨床的位置づけ等に変わりがないことから、算定
の考え方を今回変更する必要はない。
・なお、比較薬であるラゲブリオカプセル 200mg 及びゾフルーザ錠 20mg の薬価は、令和6
年4月の薬価改定においても変わらない。
以上より、本剤の臨床的位置づけに変わりはなく、承認事項(効能・効果、用法・用量)
も緊急承認時と通常承認時で同じであることに加え、比較薬の薬価や臨床上の位置づけも変
化がないことから、薬価収載時の算定方法に基づき対応することが妥当であり、現行の薬価
と同額とすることが適切と判断した。
なお、通常承認となっても緊急承認における販売名及び規格単位に変更はないことから、
薬価に変更がなければ薬価基準の告示改正は不要である。

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