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【資料07-2】化学物質安全対策部会について[147KB] (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38861.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和5年度第5回 3/21)《厚生労働省》
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っても、それに該当するPFOA関連物質を機動的に第一種特定化学物質として指定
できる仕組みについて、令和6年2月15日の化学物質物質安全対策部会にて審議
した。
2.化審法による対応
(1)POPs 条約における定義に倣い、PFOA の異性体は PFOA 関連物質には含めず、
「PFOA 若しくはその異性体又はこれらの塩」として PFOA と同一の号に第一種
特定化学物質として指定する。
(2)PFOA 関連物質に相当する物質群のうち、化審法において例外的に使用できる
用途を設ける必要がある別表に掲げる2物質(No.2の(1)及び(2))
については物質の構造が特定されていることから、PFOA 関連物質として政令に
規定する。 その他の物質群については、例示的リストの変更があっても機動的
に第一種特定化学物質として指定できるようにするため、別表No.2の(3)
の通り、POPs 条約における定義のとおり引用した PFOA 関連物質の外延として
政令に規定し、具体的な物質群は省令において 別途指定する。
(3)その他の PFOA 関連物質については、今後開催する審議会の意見等を聴いた上
で、新設する厚生労働省令、経済産業省令、環境省令において具体的な物質群
を指定することとした。なお、具体的な物質群については、POPRC の第 19 回会
合で示された例示的リスト案に収載されている物質群の中から、以下のいずれ
かの要件を満たす物質群を指定する。
①PFOA 又はその塩と化学反応を起こさせて得られる PFOA 誘導体(PFOA のエス
テル、酸ハロゲン化物、アミド又は酸無水物)
②炭化水素基に直接結合した炭素数7のペルフルオロアルキル基を有する化合
物(ペルフルオロオクタナール、炭素数9の γ-ω-ペルフルオロアルキル
基を 有する化合物など)
③ 炭素、フッ素、塩素、臭素、硫黄以外の原子が結合したC8のペルフルオロ
ア ルキル基を有する化合物(炭素数8のペルフルオロアルキルヨージド、ビ
ス (ペルフルオロオクチル)ホスフィン酸など)
④8:2フルオロテロマー化合物及びその誘導体(8:2フルオロテロマーヨ
ージド、8:2フルオロテロマーオレフィン、8:2フルオロテロマー脂肪
酸など)

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