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総ー7○在宅自己注射について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00249.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第585回 3/13)《厚生労働省》
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中 医 協

総 - 7

保険医が投与することができる注射薬 6 . 3 . 1
(処方箋を交付することができる注射薬)
及び
在宅自己注射指導管理料の対象薬剤の追加について(案)


在宅自己注射指導管理料等の対象薬剤に係る運用基準(令和5年8月23日中医協総会
において承認)及び学会からの要望書等を踏まえ、以下の薬剤について、保険医が投与
することができる注射薬及び在宅自己注射指導管理料の対象薬剤に追加してはどうか。
1.トラロキヌマブ(遺伝子組換え)
【販売名】
アドトラーザ皮下注150mgシリンジ
【効能・効果】
既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎
【用法・用量】
通常、成人にはトラロキヌマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与
し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する。
【薬理作用】
トラロキヌマブは、ヒトIgG4モノクローナル抗体で、2型サイトカインで
あるIL-13と結合し、IL-13とIL-13受容体のα1及びα2サブユ
ニットとの相互作用を阻害する7)。IL-13は、IL-13Rα1/IL-4
Rα受容体複合体を介しシグナルを伝え、炎症反応を刺激し、そう痒発生に寄与
し、正常皮膚のバリア機能に必要な蛋白の産生を阻害する。
【主な副作用】
上気道感染(上咽頭炎、咽頭炎を含む)、結膜炎、注射部位反応(紅斑、膨
張、疼痛等)、好酸球増加症、アレルギー性結膜炎、角膜炎 等
【必要な在宅療養指導管理材料加算】
なし
【承認状況】
令和4年12月

薬事承認

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