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別紙2○先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00067.html
出典情報 先進医療会議(第130回 3/7)《厚生労働省》
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8.④説明同意文書 7 頁に「性機能障害も 10〜57%の患者さんにおこる」とあるのですが、発生確率の
幅が広すぎて参考になるように思えませんでした。より正確な数字を示すことは難しいのでしょうか?
【回答】
説明同意文書第2.0版(2024年2月5日作成)「3.前立腺がんの治療 2)「すぐに治療したほうがよいがん
」の治療 ●手術治療(前立腺全摘出術)」において、以下のように修正いたしました。(参考文献:前立
腺癌診療ガイドライン2023年版(2023年10月20日第1版第1刷発行)p183「術後勃起機能回復に寄与す
る因子」)
また、前立腺に接するように勃起神経(勃起を調節する神経)が走行しているため、前立腺全部
を取る際に、勃起神経が前立腺に接しており、これを切断せざるを得ないことが多いため、癌を
取り除くことを優先して勃起神経を切断した場合では、100%性機能障害が起きます。癌の位置が
勃起神経から離れていて、かつ、患者さんの希望もあって勃起機能の温存を図り、前立腺全摘出
術の際に勃起神経温存術を行った場合でも、性機能障害が26〜40%(74〜60%が温存)の患者さん
におこると報告されています。

9.⑤説明同意文書 8 頁の上から 2 行目と下から 4 行目に「ホルモン治療」という言葉が出てくるので
すが、その補足説明「注射剤や内服薬などで化学的に去勢する薬物治療」は初出箇所に付してくださ
い。
【回答】
説明同意文書第 2.0 版(2024 年 2 月 5 日作成)において、ホルモン治療の説明として、「抗男性ホルモ
ン作用を有する注射剤や内服薬などで化学的に去勢する薬物治療」として、初出箇所および少し間をお
いてから出てくる箇所に説明を追記いたしました。

10.⑥説明同意文書 8 頁の 2 行目付近では、放射線治療とホルモン療法は併用することが原則とな
っているのに対して、同じ頁の下から 3 行目ではホルモン治療の利点として放射線治療を受ける必要
がないと書かれているのですが、矛盾はありませんか?
【回答】
説明同意文書第 1.1 版(2023 年 11 月 22 日作成)「3.前立腺がんの治療 2)「すぐに治療したほうがよ
いがん●それ以外の治療方法」8 ページの記載におけるご指摘の前者は、「根治を目指したホルモン併
用放射線治療」の説明で、後者は、「根治治療でないホルモン単独治療」の説明でありましたため、矛盾
はありませんでしたが、わかりにくい説明となっておりました。申し訳ありません。説明同意文書第 2.0 版
(2024 年 2 月 5 日作成)「3.前立腺がんの治療 2)「すぐに治療したほうがよいがん●それ以外の治療
方法」において、追記修正いたしました。

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