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【資料4-1】全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋(改革工程)(保険局部分抜粋) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37463.html
出典情報 社会保障審議会医療保険部会(第174回 1/19)《厚生労働省》
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全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋(改革工程)
(令和5年12月22日閣議決定)

(主な箇所抜粋⑥)

Ⅱ今後の取組 2.医療・介護制度等の改革

<②「加速化プラン」の実施が完了する2028年度までに実施について検討する取組>
(生産性の向上、効率的なサービス提供、質の向上)
◆医療DXによる効率化・質の向上
・保健・医療・介護の情報を共有可能な「全国医療情報プラットフォーム」を構築するとともに、標準規格に
準拠したクラウドベースの電子カルテ(標準型電子カルテ)の整備を行う。カルテ情報を医療機関間で電子的
に共有することにより、医療機関の事務負担が軽減されるとともに、過去の治療や薬剤情報等が切れ目なく共
有されることで、日常の診療から、救急医療・災害医療においても、より質が高く安全な医療を効率的に提供
することが可能となる。また、医療機関や薬局間で、薬剤情報をリアルタイムで共有できる電子処方箋につい
て、医療DX各分野との有機的連携の下で、更なる普及拡大や利活用に関する取組を着実に進める。
・全国医療情報プラットフォームにおいて共有される医療情報の二次利用について、そのデータ提供の方針、
信頼性確保の在り方、連結の方法、審査の体制、法制上あり得る課題等の論点について整理し検討を行う。
・診療報酬改定DXの推進に向け、医療機関・薬局等やベンダの集中的な業務負荷を平準化するため、2024
年度の診療報酬改定より、施行時期を従来の4月から6月に後ろ倒しする。さらに、2026年度には、共通算定
モジュールを本格的に提供する。その上で、共通算定モジュール等を実装した標準型レセプトコンピュータの
提供により、医療機関等のシステムを抜本的に改革し、効率的で質の高い医療の実現を図る。
・社会保険診療報酬支払基金について、審査支払機能に加え、医療DXに関するシステムの開発・運用主体の
母体とし、抜本的に改組する。

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