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○令和6年度診療報酬改定の改定率等について 総ー7 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001180717.pdf
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第574回 12/20)《厚生労働省》
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2.薬価等
①薬価
②材料価格
合計

▲0.97%(国費▲1,200 億円程度)
▲0.02%(国費▲20 億円程度)
▲1.00%(国費▲1,200 億円程度)



イノベーションの更なる評価等として、革新的新薬の薬
価維持、有用性系評価の充実等への対応を含む。
※ 急激な原材料費の高騰、後発医薬品等の安定的な供給確
保への対応として、不採算品再算定に係る特例的な対応を
含む。
(対象:約 2000 品目程度)
※ イノベーションの更なる評価等を行うため、後述の長期
収載品の保険給付の在り方の見直しを行う。
3.診療報酬・薬価等に関する制度改革事項
上記のほか、良質な医療を効率的に提供する体制の整備等の観
点から、次の項目について、中央社会保険医療協議会での議論も
踏まえて、改革を着実に進める。
・ 医療DXの推進による医療情報の有効活用等
・ 調剤基本料等の適正化
加えて、医療現場で働く方にとって、令和6年度に 2.5%、令
和7年度に 2.0%のベースアップへと確実につながるよう、配分
方法の工夫を行う。あわせて、今回の改定による医療従事者の賃
上げの状況、食費を含む物価の動向、経営状況等について、実態
を把握する。
4.医療制度改革
長期収載品の保険給付の在り方の見直しとして、選定療養の仕
組みを導入し、後発医薬品の上市後5年以上経過したもの又は後
発医薬品の置換率が 50%以上となったものを対象に、後発医薬品
の最高価格帯との価格差の4分の3までを保険給付の対象とする
こととし、令和6年 10 月より施行する。
また、薬剤自己負担の見直し項目である「薬剤定額一部負担」
「薬剤の種類に応じた自己負担の設定」「市販品類似の医薬品の
保険給付の在り方の見直し」について、引き続き検討を行う。