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石川県 御提出資料 (1 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2310_04medical/231218/medical04_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第4回 12/18)《内閣府》
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能美市のオンライン診療実施にかかる意見
<能美市の環境>
過疎地域ではないが、地域交通の減少や少子高齢化が進み、特に中山間地域では高齢化率が高く、高齢者だ
けの世帯や単身世帯が増加している。自家用車がない高齢者等にとって医療機関までの移動の不便さが課題。
<能美市が目指す姿>
市民ひとりひとりの生活に寄り添い、暮らし方の選択肢を増やす観点から、市民のコミュニティーハブである
公民館においてオンライン診療の機能を具備したい(能美スマートインクルーシブシティ)。
<公民館を活用したオンライン診療>(オンライン診療は、石川県のみならず全国の少子高齢化や過疎が進む地域の課題解決にも資する)
地域のかかりつけ医によるオンライン診療は、対面診療を補完。徒歩圏内で、地域住民が集まることができる
公民館であれば、移動手段の確保に課題を抱える地域の住民はもちろんのこと、デジタル機器の操作に不慣れ
な高齢者や、仕事・子育て・介護などにより通院(を継続)することが難しい方々への適時・適切な医療サービス
を受けられる選択肢となりうる(住民、医師双方にメリット)。
<病院との連携>
“いしかわネット”という県下主要31の病院が参画している医療情報共有プラットフォームが成立。また、能美
市内は、病院、診療所において電子カルテを共通化し、病病、病診、診診に加え、介護とも医療情報を連携する
“のみリンク”を整備し、“いしかわネット”とも連携。厚生労働省が進める医療DXを志向している。
能美市の医療DXやコンパクトシティに向けた取り組みは、県下全域に横展開していくモデル事業
(ただし、オンライン診療が必要か否かは、当該地域のニーズによる)。
地域を限定することなく、住民、市町村、地域の事業者等のニーズのみで、オンライン診療のための診療所が開設
可能となるよう、かつ、開設する場合に都道府県が迅速な判断を行うことができるよう、規制の見直しを求める。
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