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防衛省における准看護師養成の停止を (1 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/about/newsrelease/
出典情報 防衛大臣へ要望「防衛省における准看護師養成の停止を」(12/4)《日本看護協会》
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News Release
報道関係者各位

公益社団法人 日本看護協会 広報部
2023 年 12 月 4 日

防衛大臣へ要望

防衛省における准看護師養成の停止を
公益社団法人日本看護協会(会長・高橋弘枝、
会員 76 万人)は 11 月 30 日、防衛省大臣官房
針田哲衛生監に、木原稔防衛大臣に宛てた「防衛
省における准看護師養成の停止に関する要望書」
を提出しました。
防衛省では全国に 6 校の准看護師養成所を設
置しており、自衛隊員に対して准看護師資格を取
得させ、衛生員や第一線救護衛生員として活動で
きる隊員の育成を行っています。第一線救護衛生
員は、防衛省独自の仕組みで、准看護師と救急救
命士の2つの資格を有し、有事の際、第一線にお
ける救命処置等を担う者です。
針田衛生監(左)に
要望書を手渡す高橋会長
有事の第一線においては、平時に提供する医
療・看護とは大きく異なり、受傷と全身状態に関
する迅速な判断と全身の処置を行うための幅広い知識と技術が必要です。また、本会では、
国民の医療ニーズに対応するには准看護師では不足であり、准看護師制度創設当時から、
一貫して准看護師養成の停止と看護師養成の一本化を求めています。このため、高度かつ
迅速な対応を求められる第一線救護衛生員の基礎資格として看護師が必須であると考え
ることから、防衛省における准看護師養成を停止し、看護師養成に変更するよう強く求め
ました。
針田衛生監は、一般の医療機関で看護を提供するのではなく、有事における特殊な状況
下での活動に限られると説明した上で、本会の方針に一定の理解を示しました。
報道関係の皆さまにおかれましては、今回の要望の趣旨をご理解いただき、さまざまな
機会にご紹介いただきますよう、お願い申し上げます。

≪要望事項≫
防衛省における准看護師養成を停止し、看護師養成に変更をされたい。
<リリースの問合せ先> 公益社団法人日本看護協会 広報部
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話:03-5778-8547
FAX:03-5778-8478
E メール koho@nurse.or.jp
ホームページ https://www.nurse.or.jp/