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総ー2○入院(その5)について (75 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00226.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第567回 11/24)《厚生労働省》
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入院・外来分科会のとりまとめにおける指摘事項


データ数が少ないDPC対象病院は、複雑性係数の値が高い傾向にあり、データ数が1月あたり90以下の病院で

は、診療密度(相対値)が低い傾向にあった。


これらの点については、急性期医療の標準化というDPC制度の趣旨を踏まえ、DPC対象病院の要件とその評価
のあり方の両面から検討する必要がある、との指摘があった。



また、DPC対象病院に一定の基準を設けるとともに、DPC制度からの退出についても検討する必要がある、との

指摘があった。


データ数が少ないDPC対象病院については、さらに以下のような指摘があった。
- 医療機関別係数を含め適切な包括評価となっていない現状があり、急性期医療の標準化という観点からも制
度になじまないのではないか。

- 特に診療密度(相対値)が低い点については、他のDPC対象病院に対する包括評価にも影響することから、何
らかの対応が必要である。
- 複雑性係数に係る検討内容も踏まえると、データ数に係る一定の基準をDPC対象病院の要件として設定するこ
とが考えられるのではないか。


保険診療係数に係る検討内容を踏まえ、現在保険診療係数において評価を行っている「適切なDPCデータの作
成」に係る3つの基準については、DPC対象病院の要件として位置づけることが望ましいのではないかとの指摘
があった。

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