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資料1-4 アミノレブリン酸塩酸塩の「使用上の注意」の改訂について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24331.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和3年度 第3回 3/11)《厚生労働省》
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令和4年3月 11 日
令和3年度第3回医薬品等安全対策部会

資料1−4
アミノレブリン酸塩酸塩の使用上の注意の改訂について
令和3年度第 24 回医薬品等安全対策部会安全対策調査会 審議案件
令和4年3月 11 日
医薬安全対策課
1.背景


アミノレブリン酸塩酸塩(以下、
「ALA」という。)については、光線過敏症
を起こすことが知られている薬剤及びセイヨウオトギリソウ(St.John's
Wort、セント・ジョーンズ・ワート、以下「SJW」という。)含有食品の併用
により光線過敏症を増強することが懸念されるため、当該薬剤又は食品を投
与・摂取中の患者への ALA の投与は禁忌である旨、並びに ALA 投与後 2 週間
は当該薬剤又は食品の投与・摂取を避ける旨が「禁忌」及び「併用禁忌」の
項に記載されている。



令和3年6月7日、日本泌尿器科学会及び日本泌尿器光力学研究会より ALA
顆粒剤の「光線過敏症を起こすことが知られている薬剤」の併用禁忌を併用
注意に変更することについて、同年7月1日に日本脳神経外科光線力学学会
より ALA 内用剤の「光線過敏症を起こすことが知られている薬剤」の併用禁
忌を併用注意に変更すること及び投与後2週間併用禁忌から投与前後 24 時
間併用注意に変更することについて要望書が提出された。

〇 両学会からの主な要望理由等は以下のとおり。
「光線過敏症を起こすことが知られている薬剤」は多岐にわたるため、入
院時の持参薬確認は実臨床上非常に困難であり、診療に大きな支障をきた
していること。
併存疾患治療目的で投与されていた薬剤が術後2週間禁忌であることによ
り、併存症の治療に重大な影響を及ぼす可能性があること。
「光線過敏症を起こすことが知られている薬剤」には、脳神経外科術後に
頻用される薬剤や、経尿道的手術後に感染予防として一般臨床で使用され
る薬剤が含まれていること。
ALA を用いた光力学診断併用経尿道的膀胱腫瘍切除術(以下、
「PDD-TURBT」
という。)は、日本泌尿器科学会の「膀胱癌診療ガイドライン 2019 年版」

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