よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


薬費-2○高額医薬品(認知症薬)に対する対応について (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000211220_00018.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会・薬価専門部会 合同部会(第2回 10/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

連結データを用いた分析の可能性
• (ID連結の精度が不明なため、「連結できたデータ」のみを使用する、という前提で)

• 介護サービスを受ける者のADL情報は、要介護度の他に、要介護認定情報に含まれる
「日常生活自立度」の項目があり、「障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)」(≒
身体機能)と「認知症高齢者の日常生活自立度」とで表記されている。
• この両者を使うことで、認知機能の違いが医療費や介護費にどういった差をもたらして
いるのかを評価することは、不可能ではないと思われる。
• 例:「障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)」や、年齢等を同じにしたうえで、
「認知症高齢者の日常生活自立度」の違いが、介護費用の差にどう表れるかを、介護単
位の合計を導いて明らかにする、など

• とはいえ、心不全等で在宅酸素が導入されている事例など、自力で外出できてもADL自
体は決して良くない場合もある。「障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)」が同じ
水準の方々の間でも、実際のADLが異なれば介護費用の差になって表れる可能性も考慮
する必要がある。

10