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総-3参考1○選定療養に導入すべき事例等に関する提案・意見募集の結果について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00219.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第560回 10/20)《厚生労働省》
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中医協

総-3参考1

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寄せられたご提案・ご意見
(募集期間:令和5年3月 29 日(水)~令和5年5月 29 日(月)

1.選定療養として新規導入すべき事例に関する提案
(現行の 11 類型以外で新たに選定療養に導入すべき事例の提案)
<医科>
1 個人 年齢:40~64 歳 職業:会社員(医療関係の企業)
【具体的内容】
偽関節、遷延癒合における濃縮骨髄液を用いた治療
【理由】
本邦での濃縮骨髄液の使用は「再生医療等安全確保法」の対象であり、保険診療である手
術などとの組み合わせは混合診療となるなどの問題点があるため、実践されていない。
幹細胞を用いた治療において細胞増殖培養を行う幹細胞治療では、二期的な治療を要すると
いう問題点も考えられるが、血液成分分離キット BioCUE はポイントオブケアとして少量の
骨髄液から自己濃縮骨髄穿刺液(cBMA)を安全かつ迅速に調製するために使用するように設
計されている。欧米や諸外国では cBMA は、骨欠損、外科的に作成された骨欠損、骨折、お
よび移植片材料との混合の有無にかかわらず偽関節を含む骨損傷に適用されている。
患者自身の腸骨骨髄液を濃縮し用いた骨再生医療を偽関節、遷延癒合治療時に使用すること
の選定療養費を別途選定出来る仕組みが必要。
2 個人 年齢:40~64 歳 職業:会社員(医療関係の企業)
【具体的内容】
白内障に対するフェムトセカンドレーザーを用いた水晶体再建術
【理由】
白内障に対する水晶体再建術時にフェムトセカンドレーザーを用いることで、従来と比較し
て精度の高い手術を実施することができ、眼内レンズの機能を最大限に発揮する可能性が高
くなる。ライフスタイルに応じた最適な手術方法の選択肢として、フェムトセカンドレーザ
ーを用いた水晶体再建術を選定療養に導入すべきと考える。
3 個人 年齢:65~74 歳 職業:医師
【具体的内容】
自己都合による精子凍結
【理由】
生殖補助医療における採卵日は、もっとも成熟卵子が多く採取できる日で、あらかじめ採卵
日は特定できず、個人個人の卵胞発育は異なっている。最終採卵決定時期は採卵 2 日前とな

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