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資料4 障害児入所施設に係る報酬・基準について (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35857.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第39回 10/18)《厚生労働省》
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【論点2】小規模化等による質の高い支援の提供の推進
現状・課題
〇 障害児入所施設における支援については、できる限り良好な家庭的な環境の中で特定の大人を中心とし
た継続的で安定した愛着関係の下で行われることが重要である。
第3期障害児福祉計画策定に係る国の基本指針においては、障害児入所施設について、「より家庭的な
環境で支援を行う観点から、ケア単位の小規模化を推進する」としている。
〇 福祉型障害児入所施設の基本報酬は、主として知的障害児、主として自閉症児、主として盲児、主とし
てろうあ児、主として肢体不自由児ごと、入所定員規模別に基本報酬が定められている。
ケアの小規模化を進めている中で、定員数の多い施設も存在する。
〇 障害児に関して、小規模なグループケア(できる限り家庭的な環境の中で職員との個別的な関係を重視
したきめ細かなケア)による支援を行った場合、小規模グループケア加算(240単位/日)による評価を
行っている。
同加算においては、小規模グループケアの単位を4~8名としている。一方、社会的養護の児童養護施
設の小規模グループケアの評価においては、ケア単位は6名となっている。
〇 また、地域の中で、できる限り良好な家庭的環境での養育体制の充実を図るため、福祉型障害児入所施
設について、建物自体が本体施設から分離した場所(外部のアパート、法人所有の土地内の別の建物等)
で、小規模な生活単位を設けて支援を行う場合に、小規模グループケア加算に加えて、サテライト型
(308単位/日)としてさらに評価を行っている。
サテライト型による支援を実施している施設は限られている(令和5年4月現在で2施設)。現場の施
設からは、実施の課題として、サテライトを運営する上での職員体制(現行の加算が想定する2名加配で
は不十分)等が挙げられている。

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