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風疹に関する疫学情報:2022年3月02日現在 (2 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-top/2145-rubella-related/8278-rubella1808.html
出典情報 風疹に関する疫学情報:2022年3月2日現在(3/8)《国立感染症研究所》
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地域別報告数
地域別には、第 8 週に千葉県から 1 人報告された(図 4,5,7)
。人口 100 万人あたりの患者報告数は全国
で 0.01 人であり、千葉県は 0.2 人であった(図 6)。関東地方から 1 人(100%)で、北海道・東北地方、中
部地方、近畿地方、中国・四国地方、九州地方からの報告はなかった(図 4,7)。
図4 都道府県別病型別風疹累積報告数(2022 年第 8 週) (n=1)

図5 都道府県別病型別風疹報告数(2022 年第 1~8 週) (n=1)

図6 都道府県別人口百万人あたり風疹報告数(2022 年第 1~8 週) (n=1)

図7 都道府県別風疹報告数 (2022 年 第 1~8 週)(n=1)

症状
報告された症状は発熱、発疹、リンパ節腫脹であった。
検査診断の方法
風疹の届け出については、迅速な行政対応を行うため、臨床診断をした時点でまず臨床診断例として
届出を行うとともに、血清 IgM 抗体検査等の血清抗体価の測定の実施と、都道府県等が設置する地方衛
生研究所でのウイルス遺伝子検査等の実施のための検体の提出をしていく必要がある。血清 IgM 抗体検
査は発疹出現から 4 日目以降に実施する必要があるが、PCR 検査は発疹出現後 7 日以内に検査する必要
があり、注意が必要である。
第 8 週に報告された症例は、検査診断が実施されていない臨床診断例であった。

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