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費ー1参考3-1○制度見直しに関する検討(その2)について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000182080_00016.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第65回 10/4)《厚生労働省》
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② 分析枠組み決定の際の比較対照技術の適切な選定
比較対照技術の選定について

専門組織意見書 ⅡA(1)に関連

◼ 比較対照技術については、「臨床的に幅広く使用されており、評価対象技術によって代替されると想定さ
れるもののうち、治療効果がより高いものを一つ選定することが原則的な考え方である」とされている。
出典:中央社会保険医療協議会における費用対効果評価の分析ガイドライン 第3版

現状(問題点)
◼ 臨床での使用実態に関するデータや、企業の主張が考慮されず、分析ガイドラインの4.1.3の「費用対効果
の程度等」という記載を根拠に、「最も安価なもの」という理由で比較対照技術が選定された事例が報告
書、議事録等で確認されている。
「最も安価なもの」という理由で比較対照技術が選定されたことが報告書、議事録等で確認された品目
テリルジー、トリンテリックス、エンハーツ、リベルサス、エムガルティ、ポライビー、パドセブ (P14~16参照)

業界意見
◼ 「最も安価なもの」だけではなく、原則である「実臨床において幅広く使用され評価対象技術
によって代替される医療技術」が比較対照技術に選定される必要がある。
◼ 分析前協議及び専門組織での議論において、企業が示すデータや臨床の専門家等の意見も
十分に考慮されるべきである。

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