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【資料3】医薬局からの定期報告[992KB] (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35321.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第13回 9/20)《厚生労働省》
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No.※2

一般名

薬効
分類

改訂内容

改訂理由

【「医療用医薬品添付文書の記載要領について」(平成 9 年 4 月 25 日付け薬発第 606 号局長通知)に基づく改訂(旧記載要領)】

中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘
膜眼症候群及び薬剤性過敏症症
候群の国内症例を評価した。症例
の因果関係評価及び使用上の注
意の改訂要否について、専門委員
の意見も聴取した結果、本剤と中
毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜
眼症候群及び薬剤性過敏症症候
群との因果関係の否定できない国
内症例が集積したこと、他の 5-ア
ミノサリチル酸製剤で既に同様の
注意喚起が行われていること等か
ら、使用上の注意を改訂すること
が適切と判断した。

現行
副作用
重大な副作用
(新設)

23-03

メサラジン

改訂案
副作用
重大な副作用
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮
膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群):
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群があらわれること
があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投
与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬剤性過敏症症候群:
初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ
節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う
遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘ
ルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うこと
が多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃
あるいは遷延化することがあるので注意すること。

239 その
他の消化器
官用薬

【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和 3 年 6 月 11 日付け薬生発 0611 第 1 号局長通知)に基づく改訂(新記載要領)】
現行
11. 副作用
11.1 重大な副作用
(新設)

改訂案
11. 副作用
11.1 重大な副作用
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮
膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
薬剤性過敏症症候群
初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ
節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う
遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘ
ルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うこと
が多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃
あるいは遷延化することがあるので注意すること。

9

直近3年度の国内外の副作用症
例の集積状況 【転帰死亡症例】
「中毒性表皮壊死融解症(Toxic
Epidermal Necrolysis:TEN)、皮
膚粘膜眼症候群(StevensJohnson 症候群)、薬剤性過敏症
症候群」症例*の国内症例の集
積状況は以下のとおり。
<中毒性表皮壊死融解症(Toxic
Epidermal Necrolysis:TEN)>
7 例(うち、医薬品と事象との因
果関係が否定できない症例 2
例)
【死亡 0 例】
<皮膚粘膜眼症候群(StevensJohnson 症候群)>
7 例(うち、医薬品と事象との因
果関係が否定できない症例 1
例)
【死亡 0 例】
<薬剤性過敏症症候群>
17 例(うち、医薬品と事象との因
果関係が否定できない症例 7
例)
【死亡 1 例(うち、医薬品と事象に
よる因果関係が否定できない症
例 0 例)】
*:医薬品医療機器総合機構に
おける副作用等報告データベー
スに登録された症例