令和5年9月8日

厚生労働省
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新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の
臨時的な取扱いに関する要望

「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて」において示されて
きた、診療報酬上の特例にっいて、今夏までの医療提供体制の状況等を検証しながら、必要な
見直しを行い、その上で、令和 6年4月の診療報酬・介護報酬同時改定において、恒常的な感
染症対応への見直しを行うこととされています。

わが国では、新型コロナウイルス感染症は毎年夏に感染拡大の波を生じており、新型コロナウ
イルス感染症の終息、を現時点で見込むことは難しい状況です。引き続き、感染状況を注視しなが
ら、適切な医療提供体制の確保が求められます。

特に訪問看護においては、自宅療養している新型コロナウイルス感染症の利用者に対応して
おり、急激な症状増悪等に注意しながら慎重に看護を提供する必要があります。感染症類型が
五類に移行しても、十分な感染対策が必要なことに変わりはありません。そのため、適時、必要な
看護ケアが提供できるよう、引き続き、訪問看護提供体制の確保は非常に重要です。
つきましては、以下の事項にっきまして要望するとともに、格別のご高配を賜りますようぉ願い
いたします。

要望事項

0 訪問看護療養費に関する新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な
取扱いについて、令和6年3月末まで延長されたい。