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「令和5年10月以降における新型コロナウイルス感染症対策への財政支援について(要望)」等について (1 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011267.html
出典情報 「令和5年10月以降における新型コロナウイルス感染症対策への財政支援について(要望)」等について(8/2)《日本医師会》
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令和 5 年 7 ⽉ 31 ⽇
厚⽣労働⼤⾂
加藤

勝信

先⽣
公益社団法⼈⽇本医師会
会⻑









令和 5 年 10 ⽉以降における新型コロナウイルス感染症対策への財
政⽀援について(要望)
貴職におかれましては、本年 5 ⽉ 8 ⽇以降の新型コロナウイルス感染症の感
染症法上の類型変更後の医療提供体制の確保にご尽⼒を賜り、厚く御礼申し上
げます。
⽇本医師会といたしましても、全国の都道府県医師会・郡市区医師会に対し、
移⾏計画の策定や今夏の感染拡⼤に備えた保健・医療提供体制の点検・強化に
ついて、⾏政や関係者との協議を求めるなど、なお⼀層の体制づくりをお願い
しているところです。また、四病院団体協議会をはじめ病院団体とも連携して
まいります。
ただし、類型が変更されても、ウイルスの感染性は変わりません。医療機関
では引き続き感染対策をはじめ、様々な対応を講じる必要性がありますことか
ら、診療報酬上の適切な評価、病床確保料等の財政⽀援が引き続き必要となり
ます。
また、感染拡⼤期には、やはり保健所や地⽅⾃治体による⼊院調整や健康観
察等の⽀援も必要となり、その体制整備のための財政⽀援も重要となります。
さらに、オミクロン株が主流となって以降、要介護⾼齢者の感染が増加し、
医療機関に介護の負荷が増加していることを踏まえ、介護保険施設等における
医療⽀援を充実させるとともに、中⼩病院が⼊院を引き受けられるように適切
な対策を講じることも必要であります。