[診療報酬] 2024年度診療報酬改定(7) 10対1病床の「機能明確化」と「再編」が早くも次期改定の焦点に

診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬改定について(12/20)《厚生労働省》ほか

 2024年度診療報酬改定では、「物価高騰や賃上げに対応するためには『原資』が必要」との医療機関側の主張は通ったが、一方で外来では近年になく大きな適正化が図られ、入院でも7対1病床の厳格化が進められた。その背景を振り返る。
◆賃上げ財源確保へ生活習慣病で適正化
 24年度改定の改定率は、23年末の厚生労働・財務大臣折衝の結果、本体+0.88%で決着した(参照)。その内訳は、看護職員等の賃上げに+0.6...

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