政府は4月12日に、「重粒子線がん治療に関する質問」に対する答弁書を公表した。 がんは、昭和56年より現在まで、日本における死因の第1位を占めている。今般、放射線医学総合研究所(以下、放医研)が、世界初の医療用重粒子線がん治療装置(HIMAC)を研究・開発し、治療において成果を上げている。この重粒子線がん治療は、身体的負担が少なく、確実にがん病巣を破壊できる治療法として期待されている。しかし、...
政府は4月12日に、「重粒子線がん治療に関する質問」に対する答弁書を公表した。 がんは、昭和56年より現在まで、日本における死因の第1位を占めている。今般、放射線医学総合研究所(以下、放医研)が、世界初の医療用重粒子線がん治療装置(HIMAC)を研究・開発し、治療において成果を上げている。この重粒子線がん治療は、身体的負担が少なく、確実にがん病巣を破壊できる治療法として期待されている。しかし、...