日本医師会は6月13日に、ニコチン依存症患者に向けた禁煙を啓発する冊子を公表した。冊子では、喫煙はがんや呼吸器の病気、心臓病などさまざまな病気の重要な原因の1つだとして、どうしても禁煙できない人に対し、医師による指導を受けるよう促している(参照)。
　日医は、やめられない喫煙は「ニコチン依存症」だとして、健康被害の影響や受動喫煙の実態を説明した上で、禁煙治療を始めるよう求めている(参照)。